神経ブロックのオススメ教科書
周術期の神経ブロックを勉強するにあたってオススメの教科書を紹介します。
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あっという間にうまくなる神経ブロック上達術 改訂第2版 大越 有一 ・ 寺嶋 克幸 著 （真興交易） 6400円＋税
どんなブロックでも10分以内で施行することを最終目標に、どうしたら安全かつ速やかに施行できるのかを述べたハウツー本。エコーガイド下が全盛の現在において、安全に施行できるブロックに関しては、ブラインド法についても述べられている。より臨床活用に則した編集が特徴。B5判だがコンパクトなので持ち運びに便利。
周術期 超音波ガイド下神経ブロック 佐倉 伸一 編 （真興交易） 14000円＋税
神経ブロックといえばコレというくらい、言わずと知れたゴールデンスタンダードな教科書。改定第2版が2014年7月に発売された。第2版では写真が一新され、新たに肋間神経ブロックや胸壁のブロックが追加されている。写真も多く分かりやすい。重たい教科書なので座学用。
LiSAコレクション 超音波ガイド下末梢神経ブロック 実践24症例 森本 康裕 ・ 柴田 康之 編 （MEDSi） 6000円＋税 第2巻 森本 康裕 編 6000円＋税
実際に神経ブロックによって施行された手術症例が紹介されている。症例は多岐にわたっており、行われた神経ブロックも多彩である。いわゆる教科書ではないので、個々の手法などについては詳しくないが、読み物として非常におもしろい。神経ブロックの適応を考えていくうえで非常に有益な情報が得られるだろう。
超音波でさがす末梢神経100％効く四肢伝達麻酔のために 仲西 康顕 著 （メジカルビュー） 8000円＋税
整形外科医が書いた末梢神経ブロックの教科書。さすが整形外科医！といいたくなるほど綺麗な絵でわやすくまとまっている。
ﾒｲﾖｰ･ｸﾘﾆｯｸ 超音波ガイド下神経ブロックの手引 岡本 健志 監訳 （MEDSi） 7600円＋税
超音波ガイド下と銘打っているが、どちらかと言うとブラインド法に詳しい。普段、臨床で行う分には上記の書籍で十分であるが、こちらは図がきれいであり、何かを調べたいような時に意外と役に立ったりする。余裕があったら手元に置いておいて損はない。
ネッター 解剖学アトラス Frank H. Netter 著 ・ 相磯 貞和 訳 （南江堂） 10800円
正しい神経ブロックには解剖の知識が必須です。解剖といえば医学生の定番、ネッター様。実際の人体を解剖した書は、臨床をやっている今でこそ分かります・・・でも、血管や神経の走行などは、綺麗な絵でクリアカットで見たほうが断然わかりやすいんです。
電子書籍付き（15120円）
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